能代市風の松原植物調査

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ヤブコウジ(藪柑子) (ヤブコウジ科)常緑小低木。

山地の林内に生える。高さ10?20cmになる。葉は互生。茎の上部に3?4個が輪生状につく。
葉身は長さ4?13cm、幅2?5cmの長楕円形。先端はとがり、基部はくさび形、縁には細かい鋸歯がある。
前年枝の葉腋に直径5?8mmの白い花を下向きに数個ずつつける。
花冠は5裂し、裂片は広卵形、腺点がある。雄しべは5個あり、葯は狭卵形で暗紫色の斑点が並ぶ。葯の間から花柱が長くつきでる。雌しべは1個。
果実は核果。直径5?6mmの球形、10?11月に赤く熟す。
花期は7?8月。
北海道(奥尻島)?九州。



01.08年11月13日 ヤブコウジ 風の松原内では日陰の目立たないところに群生している。




02.08年11月13日 ヤブコウジ 茎に葉はなし。頂部にだけ葉がつく。地下茎を伸ばして増える。真っ直ぐに根を張って人の力では抜けない。




03.08年11月13日 ヤブコウジ 常緑で厚い葉をしている。ヤブコウジ? 11月24日 ヤブコウジにそっくりだが実が1個と実が倍以上と大きいのと下の段に又葉がつく




04.08年11月13日 ヤブコウジ 葉は互生。葉は単葉で、3〜4個が輪生状に互生し、長さ4〜13cmの長楕円形で、縁に細かい鋸歯がびっしりと並ぶ。両面無毛で両面とも光沢がある。葉先は鋭頭で、側脈は5〜8対。




05.09年08月06日 ヤブコウジ 葉や鱗片葉の脇から花序をだし、径5〜8ミリの花を散形状に2〜5個下向きに開く。花冠は白色で5裂する。花冠には小さな紫色の斑紋が点在する。雄しべは5個。雌しべは1個。花柄に短い突起のような毛がある。




06.09年08月06日 ヤブコウジ 花の裏側。花柄に短い突起のような毛がある。萼も5個。




07.09年08月06日 ヤブコウジ 花柄に短い突起のような毛がある。萼も5個。




08.果実は核果。直径5?6mmの球形、10?11月に赤く熟す。





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