能代市風の松原植物調査

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ヤブラン(藪蘭) (キジカクシ科) 多年草。

林下に生える。根の一部に膨らみがあるが、匐枝は出さない。
葉は根生し、線形で長さ30〜60cm、幅0.8〜1.2cm、鈍頭、縁に小さな鋸歯がある。
花茎の高さは30〜50cm、淡紫色の小さな花を総状に多数つける。
花被片は6枚、長さ約4mmで数個ずつ束生する。雄しべ6、雌しべ1よりなり、子房上位。花柱は1個で先は単一。
種子は球形、黒色で光沢があり直径6〜7mm、果実のように見える。ヤブラン属の果実はさく果だが、果皮が薄くて脱落し、種子がむきだしになって成熟する。
花期は8〜10月。
本州〜沖縄。



01.13年08月30日 ヤブラン 風の松原内の藪に沢山あるり、ヤブと言うだけあって、藪の中に生育している。




02.10年08月09日 ヤブラン 採取した固体はの丈は40cmになる。




03.10年08月09日 ヤブラン 根の一部に膨らみがあるが、匐枝は出さない。根は白く太く地中に深く入り根張りが強く抜けない。




04.11年12月09日 ヤブラン 茎は無毛で茎の断面は真円。




05.15年04月18日 A=ジャノヒゲの」固体の葉の長さ40cm。葉は根生し、線形で長さ30〜60cm、幅0.8〜1.2cm、鈍頭、縁に小さな鋸歯がある。B=オオバジャノヒゲの固体の葉は明らかに長い。




06.10年08月17日 ヤブラン 淡紫色の小さな花を総状に多数つける。




07.10年08月09日 ヤブラン 花被片は6枚、長さ約4mmで数個ずつ束生する。雄しべ6、雌しべ1よりなり、子房上位。花柱はは1個で先は単一。




08.10年08月09日 ヤブラン 花の裏側。花被片が6個。




09.11年12月09日 ヤブラン 果実のように見えるのは種子で、果皮は破れ、種子が露出して直径約6oと大きくなり、黒色に熟す。種子であるため、花柱の跡がない。




10.11年12月09日 ヤブラン 果皮を取り覗いた種子は5mmほどで、種子は円形。




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