能代市風の松原植物調査

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ヤブタビラコ
(藪田平子) (キク科)2年草。

人家近くの林のふちや田のあぜなどによく生える。
高さ20?40cm。コオニタビラコに似ているが、やや軟毛が多く、根生葉がやや立ち上がる。
全体にやわらかく、茎は斜上したり、倒れたりする。
根生葉は長さ5?15cm、幅1.5?3cmあり、頭大羽状に深裂する。茎葉は小さい。
頭花は黄色で直径約8mm。総苞は円筒形。内片は7?8個あり、外片は鱗片状。花が終わると頭花は下向きになり、総苞は卵球形になる。
そう果は長さ約2.5mm。先端に突起や冠毛はない。
花期は5?7月。
北海道?九州。



01.11年05月14日 ヤブタビラコ 植物体は軟弱な感じで、茎は斜上したり、倒れたりする。藪のジメジメした日当たりの悪いと頃に、茎を放射状に伸ばして飼育しています。




02.11年05月14日 ヤブタビラコ 株状に生育し、1個の株から相当数の茎が出ています。非常に広く横に伸び、周囲は円形状になっている。1本の茎が45cmもある。解りやすいように下に方眼紙を敷いて見ました。




03.11年05月14日 ヤブタビラコ 根は地面を這っているだけです。根の力はほとんどありません。




04.11年06月02日 ヤブタビラコ 茎は無毛。茎の断面は5角形で、芯が中空で、稜がある。




05.11年05月14日 ヤブタビラコ 茎につく葉は互生です。




05.11年05月14日 ヤブタビラコ 茎につく葉は互生です。




06.11年05月14日 ヤブタビラコ 根生葉は長さ5〜15cm、幅1.5〜3cm、頭大羽状に深裂する。茎葉は小さい。頭花は黄色で直径約8mm。




07.11年05月14日 ヤブタビラコ 葉の表側は無毛。葉裏の脈状に家がある。




08.11年05月14日 ヤブタビラコ 葉の鋸歯は大きく深く切れ込む。




09.11年05月14日 ヤブタビラコ 葉の先は鈍頭。




10.11年05月14日 ヤブタビラコ 葉柄は翼をもっており無毛です。




11.11年05月14日 ヤブタビラコ 頭花はゆるい散房状につき、花は上部にしかつきません。多くが先で二又になって二つの頭花をつけ、枝が出る場合も二頭花と枝になる。




12.11年05月14日 ヤブタビラコ 写真で見れば大きいように見えますが、実際には5ミリ程度の花です。花柱は2裂しています。花の径は5ミリ位です。舌状花で先端は5歯です。




13.11年05月14日 ヤブタビラコ 総苞は二段で、8個あります。花径7mm。




14.11年06月01日 ヤブタビラコ 花後、総苞は閉鎖してほぼ球形となり、総苞は8個あります。




15.11年06月01日 ヤブタビラコ 種子。この時期になと総苞片半は反りかえるようです。それでそう果が露出する。そう果は縦縞があるだけで、引っかかりになるものはありません。但しそう果の先には2本の角がある。





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