ヤダケ(矢竹) (イネ科)ササ類。
日本原産だが、本来の自生地は不明。本州?九州に広く分布するが、植栽によって広がったと考えられる。
稈は高さ2?5m、直径5?15mmになる。節はほとんどふくらまず、節間は長い。
枝は稈の上部で分岐し、ふつう1節から1個、まれに2?3個でる。
稈鞘は節間より少し短いか同長、まれに節間の3分の2ぐらいのものもある。
上向きの長毛が密生する。
葉身は長さ25?35cm、幅2.5?3.5cm。両面とも無毛。葉耳はない。肩毛は白色、なめらかで直立するが、欠如する場合が多い。
01.08年11月13日 ヤダケ 神社周辺に群生。
02.10年02月23日 ヤダケ 枝分かれして、上部の方に葉が沢山つく。枝先の葉は2〜4枚つく。
03.10年02月22日 ヤダケ 葉は普通の葉より細く長い。葉柄は短い。
04.10年02月23日 ヤダケ 葉舌・葉耳葉鞘等は無毛。
05.10年02月22日 ヤダケ 気孔帯が平行して走り、葉の縁に刺状のものがあり、よくこれで手を切ったりする。