能代市風の松原植物調査

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ヤエザキオオハンゴンソウ
(八重咲き大反魂草) (キク科)多年草。

オオハンゴンソウの筒状花が全て舌状花に変化したもので、主に観賞用に栽培されるが、しばしば逸出して野生化している。
茎は高さ0.5〜3m、無毛で白っぽい。葉は互生で、下方のものは長柄があって羽状に5〜7裂、上方のものは無柄で3〜5裂するか又は分列せず、上面無毛下面には短毛がある。
頭花は径5〜6cm、黄色の舌状花だけで、花床は半球茎。総苞片は葉状で、2裂に並ぶ。舌状花は沢山ある。後ややした向きに垂れる。
花床の鱗片はヘラ形で先はやや丸いか又は直線形で、背面部に短毛を密生する。
果実は4稜あり長さ5〜6m扁平で、冠毛は癒着して冠状となり少数の歯状の突起がある。
花期は6〜9月。
北米原産。



01.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 大きいのですぐに解る。




02.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 採取した固体は1.6mあり、葉は茎の上部につく。




03.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 根は横走し、高いものを支えるために相当に根張りはある。




04.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 茎は無毛でスベスベしており、稜があり芯は中空で変6角形。




05.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 葉は互生につき、披針形で羽状に3〜5深裂します。葉質は薄く表面がザラザラ感がある。




06.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 写真上葉の表側に。触るとザラザラ感がある。写真下葉の裏側無毛。




07.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 小葉の先は尖る。




08.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 葉の縁に鋸歯がある。




09.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 小葉の基部はくさび形。




10.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 葉柄3cm程で、無毛。




11.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 花は茎頂に1個つける。葉は互生。




12.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 正花は全部舌状花からなる。花径18mmの固体。総苞片は葉状で、2裂に並ぶ。




13.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 花柄に毛がある。




14.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 舌状花の先は浅く3裂する。写真下は花冠管状部はまだ生育おらず。




15.12年08月04日 ヤエザキオオハンゴンソウ 花床の断面。




16.12年09月10日 ヤエザキオオハンゴンソウ 果実は4稜あり長さ5〜6m扁平で、冠毛は癒着して冠状となり少数の歯状の突起がある。槍の穂先のような感じの種子。





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