ヤマハギ (山萩) (マメ科)落葉低木。
草地や林縁にふつうに見られる。高さ1?2m。。枝はほとんどしだれない。
葉は3出複葉。小葉は長さ2?4cmの広楕円形または広卵形で、先は丸い。
葉は全体的に大きく、葉柄が長いので、葉の間が透いて見える。
小葉の先端はわずかに凹むものから円頭のものがあり、変異の幅は広い。典型的な小葉は円頭であり、中心部より下側が最も幅広い卵形である。
茎の下側でそのような形の葉が見られることが多い。表面は中央部にだけわずかに毛があリ、裏面には伏毛が生える。
葉の脇から長い総状花序をだし、紅紫色で長さ1.3〜1.5cmの蝶形花を開く。花の色は、翼弁は濃い紅紫色であるが、旗弁や竜骨弁もやや色濃いものが多い。
萼は4裂し、先は長く尖る。顎片の先端は鋭頭。短毛がある。花柄にも短毛あり。花序は基部につく葉より長い。
豆果は長さ約1cmの平たい楕円形。花序の柄は長く、葉よりも外側に出て目立つ。
花期は7?9月。
北海道?九州。
01.10年07月30日 ヤマハギ 草地や林縁にふつうに見られる。高さ1?2m。。枝はほとんどしだれない。
02.10年07月30日 ヤマハギ 樹皮はねずみ色で縦に裂け点状皮目がある。幹は縦に真っ直ぐに伸びる。
03.10年09月17日 ヤマハギ 写真上は前年枝。下は本年枝で緑色。
04.10年07月30日 ヤマハギ 葉は全体的に大きく、葉柄が長いので、葉の間が透いて見える。
05.10年07月30日 ヤマハギ 葉は3出複葉。小葉は広楕円形叉は広倒卵形で先は円形。葉は全体的に大きく、葉柄が長いので、葉の間が透いて見える。中心部より下側が最も幅広い卵形である。茎の下側でそのような形の葉が見られることが多い。側脈は10〜13対。
06.10年07月30日 ヤマハギ 葉の表鵜裏側に毛がある。
07.10年07月30日 ヤマハギ 典型的な小葉は円頭です。小葉の先端はわずかに凹むものから円頭のものがあり、変異の幅は広い。微突起がある。
08.10年07月30日 ヤマハギ 葉の縁は全縁です。多少波を打っているのもあります。
09.10年07月30日 ヤマハギ 小葉の基部は円形〜卵形。小葉柄は短く毛があります。
10.10年07月30日 ヤマハギ 葉身は毛がある。
11.10年09月17日 ヤマハギ 葉の脇から長い総状花序をだし、紅紫色で長さ1.3〜1.5cmの蝶形花を開く。
12.10年09月17日 ヤマハギ 花の色は、翼弁は濃い紅紫色であるが、旗弁や竜骨弁もやや色濃いものが多い。萼は4裂し、先は長く尖る。顎片の先端は鋭頭。短毛がある。花柄にも短毛あり。花序は基部につく葉より長い。花の細部まで未記録。
13.11年11月08日 ヤマハギ 沢山の果実をつけた。
14.11年11月12日 ヤマハギ 果柄が20mmと非常に長い。種子は卵形でヒョコマメに似ています。種子は1個だけ入る。種子は長さ3〜4o。.