能代市風の松原植物調査

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ヤマトアオダモ(大和青?) (モクセイ科)落葉高木。雌雄異株。

山地の渓流沿いなどに生える。高さ15?25mになる。
樹皮は淡褐色でなめらか。若枝には淡褐色の縮れ毛があるが、後に脱落する。皮目は楕円形、髄はやや太い。
冬芽の頂芽は大きく、長さ6?13mmもある。側芽は対生する。
芽鱗は1?2対見える。芽鱗には黄褐色の毛がある。葉痕は半円形。
葉は対生。長さ15?25cmの奇数羽状複葉。葉軸は小葉の付け根で曲がり、ややジグザグになる。小葉は2?4対、長さ5?10cm、幅2?3cmの広披針形。先は尾状に長く鋭く尖り、基部は広いくさび形で、左右不相称。縁には浅い鋸歯がある。表面は無毛。裏面にははじめ淡褐色の縮れ毛がある。小葉柄は長さ5?10mm。
雌雄別株。葉の展開と同時に開花し、新枝の先端や葉腋に円錐花序をつける。花には花弁はない。雄花には雄しべが2個あり、雌しべはない。
両性花は1個の雌しべと2個の雄しべからなる。雄しべの葯は紫褐色。柱頭は2裂し、透き通った白色。萼は杯形で小さく、不規則に深く切れ込み、果期にも残る。
果実は翼果。長さ3?4cm、幅4?5mmの倒披針形。
花期は4?5月。
本州?九州。



01.10年01月07日 ヤマトアオダモ 風の松原内の明示木ですが私はここしか解りません。木が高くて調べるのに大変です。




02.08年10月25日 ヤマトアオダモ 樹皮は灰色ですべすべした感じです。




03.13年03月28日 ヤマトアオダモ 折れた枝の後は富士山の形なるのが特徴。




04.15年05月06日 ヤマトアオダモ 若枝には淡褐色の縮れ毛があるが、後に脱落する。




05.10年06月12日 ヤマトアオダモ 奇数葉羽状複葉。




06.12年06月12日 ヤマトアオダモ 葉軸は小葉の付け根で曲がり、ややジグザグになる。小葉は2?4対。




07.10年06月12日 ヤマトアオダモ 小葉は2?4対、長さ5?10cm、幅2?3cmの広披針形。




08.10年06月12日 ヤマトアオダモ 表無毛。裏脈状に毛がある。




09.10年06月12日 ヤマトアオダモ 葉の縁に鋸歯がある。




10.10年06月12日 ヤマトアオダモ 葉の先は尾状形突起。




11.10年06月12日 ヤマトアオダモ 基部は広いくさび形で、左右不相称。縁には浅い鋸歯がある。柄は短い。




12.13年05月24日 ヤマトアオダモ 両性花。葉の展開と同時に開花し、新枝の先端や葉腋に円錐花序をつける。両性花は1個の雌しべと2個の雄しべからなる。雄しべの葯は紫褐色。柱頭は2裂し、透き通った白色。




13.15年05月04日 ヤマトアオダモ 両性花。花には花弁なし。A=萼は杯形で小さく、不規則に深く切れ込み、果期にも残る。B=雌しべ長さ3mmほどで花柱は薄紫色で無毛。C=雌しべ柱頭。これから2中裂する。D=雄しべI花糸白色で無毛。長さ3ッm。E=雄しべ葯は茶色で長さ1.5mm程度。現在黄色の花粉をつけている。




14.15年05月04日 ヤマトアオダモ 雄花には雄しべが2個あり、雌しべはない。葯円柱形で長さ2mmで花糸白色長さ2mmで無毛。




15.15年05月10日 ヤマトアオダモ 雌しべ。A=花柄に毛がある。長さ4mm。B=萼片。C=子房。D=花柱薄雌しべ。長さ3mm。花柱薄紫色長さで2ッmで無毛。E=柱頭の先は2裂。




16.09年06月28日 ヤマトアオダモ 果実は翼果。長さ3?4cm、幅4?5mmの倒披針形。




17.09年06月28日 ヤマトアオダモ 果実は枝先に5個つけている個体。長さ25〜30mm。下は熟した果実。




18.13年08月24日 ヤマトアオダモ 種子を撮りだしてみた。長さ10mmで3稜形で縦溝が1本はいる。




19.15年04月13日 ヤマトアオダモ  冬芽の頂芽は大きく、長さ6?13mmもある。側芽は対生する。芽鱗は1?2対見える。芽鱗には黄褐色の毛がある。




20.15年05月06日 ヤマトアオダモ 葉痕は半円形。。維管束沢山。




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