能代市風の松原植物調査

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ヨウシュヤマゴボウ
(洋種山牛蒡) (ヤマゴボウ科)多年草。

明治初期に渡来し、空き地や道ばたなどにふつうに見られる。
茎は太くて赤みを帯び、高さ1?2mになる。
葉は長さ10?30cmの長楕円形で先はとがる。花序には長い柄があり、果期には垂れ下がる。
花は白色でわずかに紅色を帯び、直径5?6mm。
果実は直径約8mmの扁球形で、液果で、黒紫色に熟す。果実をつぶすと紅紫色の汁がでる。
花期は6?9月。
北アメリカ原産。



01.13年10月10日 ヨウシュヤマゴボウ 小さい個体を選んで記録しました。この個体の丈は60cm位です。大きいものは3mに達する個体もある。分枝して枝が伸び、広がる。




02.13年10月10日 ヨウシュヤマゴボウ 採取した全草ですが、ゴボウと名前がついていますが、背丈より長く、太い根がついていました。分枝が激しい。




03.13年10月10日 ヨウシュヤマゴボウ 本当に長い根です。根張りも相当にあります。




04.13年10月10日 ヨウシュヤマゴボウ 茎と根の境です。




05.13年10月10日 ヨウシュヤマゴボウ 根は牛蒡にそっくりです。




06.13年10月10日 ヨウシュヤマゴボウ 茎は太くこのように赤く色づいています。茎の断面ですが、稜があり、芯に髄があり、凸凹した円形。




07.13年10月10日 ヨウシュヤマゴボウ 分枝の様子。




08.13年10月10日 ヨウシュヤマゴボウ 葉は広楕円形〜長楕円形で大きい。花序は穂状で、赤みを帯びた白色の花が多数つき、果時には垂れ下がる。




10.13年10月13日 ヨウシュヤマゴボウ 液果の先端には柱頭が残っている。(10個確認できる。)また、基部には萼片が残る。若いうちは緑色で10〜12の溝が明らかで心皮の数を示すが、熟すと黒色になり、心皮の境がよく分からなくなる。




11.13年10月13日 ヨウシュヤマゴボウ 1個の種子の中に10個程度の種子が入っていた。種子は直径約8mmの扁球形。





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