能代市風の松原植物調査

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ユキノシタ(雪の下) (ユキノシタ科) 常緑の多年草。

山間の陰湿な岩上に群生する。茎の基部から長い紅色の走出枝を出して先に芽を作る。
葉は根生し、葉柄は4?10cm、葉身は腎心形、長さ3?6cm、幅3?9cm、質厚く、両面は葉柄や花茎と共に粗毛がある。
花茎は高さ15?40cm、花序には腺毛がある。花は上側の花弁3個は卵形、数個の紅斑があり、長さ4mm内外、下側の花弁2個は不同で長く白色、長さ1.5?2cmに達する。
雄ずいは10個、葯は初め紅色。さく果は長さ約4mm、上部は2浅裂する。
種子は広卵形、微細な凸起があり長さ約0.5mm。
花期は5?6月。
本州?九州。



01.09年06月13日 ユキノシタ 暗いじめじめしたところに群生し生育。下写真は採取した固体を縦て上から記録したもので花茎と根生葉が解る。




02.10年06月02日 ユキノシタ 採取した固体。走出枝だらけで増殖していく。花茎は高さ15?40cm、葉は根生立する。




03.10年06月02日 ユキノシタ 。紅紫色の走出枝だらけである。根生葉は根本から直接5本程度出る。




04.09年06月12日 ユキノシタ 茎は赤褐色で、茎と枝と花柄に赤褐色毛がある。茎の断面はやや楕円形。




05.11年07月22日 ユキノシタ 根生葉だけ。




06.09年06月12日 ユキノシタ 葉柄は4?10cm、葉身は腎心形、長さ3?6cm、幅3?9cm、質厚く、両面は葉柄や花茎と共に粗毛がある。




07.10年06月02日 ユキノシタ 脈に沿って白班がある。裏面は暗紫色を帯び、毛がある。




08.10年06月02日 ユキノシタ 葉の縁に鋸歯があ。




09.10年06月02日 ユキノシタ 葉の先端部ですが円形で葉の縁に毛がある。




10.10年06月02日 ユキノシタ 葉の先端部ですが円形に近い感じで鋸歯があり、葉の縁に毛があります。




11.10年06月02日 ユキノシタ 葉柄に毛があります。




12.10年06月02日 ユキノシタ 萼片5個で、萼片と花柄にも毛があります。




13.09年06月12日 ユキノシタ 花弁は5個ある。上の3個は小さく卵形。小さな花弁には,赤い斑点と、黄色の斑点がついた花が見られる。F=半円形の花盤。




14.10年06月02日 ユキノシタ A=花柄。B=萼片。C=花弁。D=雄しべは10個あり放射状に美しく広がっている。E=雌しべは2個。F=子房のまわりを黄色の花盤が半円形に基部を取り巻くように黄色い蜜腺がある.




15.12年07月07日 ユキノシタ 雌しべ2個の拡大花柱白色で無毛。




16.12年07月07日 ユキノシタ 子房を縦に切断したものですが、子房にまだ若い種子が入っていた。




17.12年07月27日 ユキノシタ 焦茶色に変色した果実。この中に沢山の種子が入っている。種子ですが楕円形で0.5mm以内の大きさで、表面に微突起がある。




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