能代市風の松原植物調査

15年10月25日 ルーペの会

ルーペの会は自然観察をし考察をして、自然(広範囲であり多岐になります)を守っていくのが主目的の会です。



15年10月25日 ルーペの会 『秋につつまれ赤や黄色に染まってみよう』。

今日はルーペの会長佐藤さんに自宅まで迎えにきて頂いて藤里町の白神山地世界遺産センターに9時集合です。全部で18名の参加でした。ここで各車に分譲して岳岱自然観察教育林の真下になる、現在廃道になっている東又林道の観察会です。今日はあいにくのお天気で小雨又は曇模様です。

真名子から藤琴川と平行して県道317号線を走りますが道路は細くくねっておりますが、山、斜面の紅葉はきれいです。又藤琴川の水も澄んでおります。紅葉を愛でながら、黒石沢・白石沢分岐点から左に曲がり岳岱自然観察教育林、藤里駒ヶ岳の登山口方面と進みます。これも黒石沢とへ移行して走ります。ここの紅葉も最高。

ややしばらく走ると東又林道口に到着。ここから自然観察の始まりです。何か白いものが落ちてくる。下を見ると立股沢が流れ上の斜面上は岳岱自然観察教育林です。
廃道の林道は紅葉できれいです。でも大分葉が落ちて来ました。紅葉も後2〜3日位でしょうか。いろいろな植物の果実、樹皮、葉を観察しながら、鈴木さんから笹と竹の違いの説明。何と分かりやすい。最高でした。橋の所まで行き引き返す。この頃になると雪とみぞれ状態になり参加者の体温をうばっていく。

林道登山口に着きまだ時間が早いので岳岱自然観察教育林で音楽会をやっているので見に行こうと言うことで行きましたがもう終わっていました。ですからさっと回って帰って来ました。

お天気がよければ紅葉を眺めながらの昼食でしたが、あいにくの雪で寒く、昼食の場所がないので遺産センターのすぐ上にある、農村環境改善センターへ行きここで昼食です。場所は無料でストーブまでつけてくれました。暖をとっての昼食です。昼食後雑談になり今度の行きたいところはどこかでしょうかという話しになりいろいろ案が出ましたが後は事務局に任せると言うことで2時前に解散です。

10月28〜11月01鎌でエナジアムパークでルーペの会の展示会が始まります。こちらにも足を運んでくださるように御願いたします




01.大良狭近辺の紅葉。車内から。







02.大良狭近辺の紅葉。お天気がいいと最高の紅葉になるのに。







03.岳岱自然観察教育林の真下の今日の研修の東又林道(現在廃道)に到着。雨のため参加者の皆さん合羽を着こんでいます。







04.ルーペの会長佐藤さんが今日の注意事項を説明。







05.総勢18人。男性9人、女性9人の参加者の皆さんでした。雨から雪に変わって来ましたが足下が悪い中元気に歩きます。







06.アカイタヤ(カエデ科)の葉が落ちていました。葉は普通浅く5裂する。







07.ヤマブドウ(ブドウ科)果実は黒く熟して食べると甘酸っぱく美味しかった。







08.シダノ上に落葉した赤く紅葉したカエデの葉。







09.タニウツギ(スイカズラ科)落葉小高木。葉は対生で縁に細かい鋸歯がある。








10.エゾアジサイ(ユキノシタ科)落葉低木。枝先に径10〜15cmの散房花序をつけ、装飾花は青色〜淡青色で景2.5〜4cm。







11.ナメコ。誰かがとった後ですが、僅かに小さいのが残っていました。







12.オランダガラシ=クレソン(アブラナ科)多年草。ヨーロッパ原産。軽井沢などで栽培されていたものが野生化し、全国に広がった。







13.クルマバナ?(シソ科)1年草。日当たりのよい山野の道ばたに多い。茎は方形で高さ20〜80cm、まばらに下向きの毛がある。







14.ヤナギ?。まだ葉が緑色でした。







15.エゾニュー(セリ科)多年草。山地の草地などに生える高さ3mになる。果実期。







16.橋から見る立股沢上流側。







17.川の水が澄んできれいなこと。最高です。







18.リョウブ(リョウブ科)落葉小計木。白くでているのが花柱。







19.オニシモツケ=ケナシオニシモツケ(バラ科)多年草。山野の谷沿いに群生する。果実期。







20.アクシバ(ツツジ科)落葉低木。果実は赤く熟して食べられる。







21.ルーペの会 鈴木さんから竹と笹の違いを教えていただく。大変参考になる。縦横の動画になりました。







22.クロバナヒキオコシ1(シソ科)多年草。山地に生える。果実期。葉は1〜3cmの柄があり葉身は広卵形で長さ6〜15cm、幅3〜7.5cm、質薄く、表面はまばらに毛があり、裏面は網状に脈が浮き出し腺点がある。分果は倒卵円形で長さ1.5mm、白毛がある。












23.オクモミジハグマ(キク科)多年草。山地の木陰に生える。茎は長毛がまばらに生え、高さは40〜80cmになる。そう果は長さ9.5mm、幅2mmほどで無毛。冠毛は長さ約1.1mmで、毛は羽毛状。それにしても雪が降ってきて寒い。







24.岱自然観察教育林の中の紅葉360度。紅葉がきれいです。





25.農村環境改善センターへ行きここで昼食です。後どこかに行きたい場所があるのかとかいろいろな話しが」飛び出してきます。この後2時前に散開です。






皆さん寒い中ご苦労様でした。今日もいろいろ勉強になりました。
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