能代市風の松原植物調査

14年11月13日 シダの会 番外編 小友沼観察


このシダの会は植物の勉強を目的に作られました。
最初はルーペの会長である佐藤さんに教えを請うとから始まりました。
佐藤さんは2001年に「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全」の植物調査の一員でもありました。そのときの調査資料もいくらか保管しており、これらを整理しながら、又追跡調査を行う意味もあって佐藤さんに月に2回教えて貰う事に致し現在に至っています。
調査ヶ所は主に風の松原内です。まれに他の所も勉強の為に行きます。
佐藤さん達が風の松原内を調べたときは377種でしたが現在は650種を越えるようです。
これからも調査を続けて行き、皆さんの参考になれば思い、又後生に残るように資料もできる限り収集し公開して行きたいと思っております。
これは私の希望です。ただ我々も知らないことが沢山ありこれから勉強しながらスキルアップを図って行きたいと思っているシダの会です。



14年11月13日 シダの会 番外編 小友沼観察

今日は番外編で能代市内にある小友沼の渡り鳥と植物の観察ですがAさんは都合により不参加です。
あいにくの荒天で雨と風が強く、雨が止んだかと思えばまたすぐに降り今日は観察小屋で鳥の観察が主になりました。
ほとんどの鳥さんさん達は食餌に出かけており沼の遠い所に数十羽のマガモとホシハジロが観察出来ました。佐藤さんがスコープをセットして見せてくれました。

それとヒシとオニビシですが沼辺に沢山流れ着いていました。オニビシはここら辺では大変貴重種のようです。

観察小屋から外の鳥さん達を双眼鏡で探していますとオジロワシがいました。何か餌を探し当てたようで何回も同じ所水辺にアタックを繰り返しております。それをしばらく眺めおりましたら何か餌をゲットして高い木のてっぺんで食べ始めたようです。これを見つけたカラスが執拗にオジロワシにアタックして根負けしたオジロワシが餌を放棄したのか、横取りされたのかどうかはっきりしませんが別に移動してしまいました。今日はオジロワシを見られて幸いでした。

ちょっとした晴れ間を見て植物の観察をしましたが又すぐに雨が降ってきてすぐに車に戻り観察小屋に戻り、今日の観察は悪天のためこれで中止ということで片づけて帰り田んぼで餌をついばむ白鳥を記録して帰りました。
お天気がよければ今でなければ見られない植物結構あったと思いますが残念ながら悪天候には勝てません。又の機会にくることにしましょう。


01.14年11月13日 シダの会 番外編小友沼 渡り鳥の観察小屋。





02.14年11月13日 シダの会 番外編小友沼 観察小屋の中。いろいろな資料があります。





03.14年11月13日 シダの会 番外編小友沼 左側ヒシと右側がオニビシの比較です。ヒシクイはよくこの尖った硬いものを食べるもんだと思います。





04.14年11月13日 シダの会 番外編小友沼 ヒシとオニビシの違いの観察する佐藤さんとOさん。





05.14年11月13日 シダの会 番外編小友沼 ウツボグサの果実。私は今まで風の松原内で見落としていました。果実は初めて見ます。





06.14年11月13日 シダの会 番外編小友沼 エゾフユノハナワラビ 群生しているのは初めて目にします。





07.14年11月13日 シダの会 番外編小友沼 ムカゴニンジン 果実と葉。





08.14年11月13日 シダの会 番外編小友沼 帰り田んぼで餌をついばんでいる白鳥とマガン。





次回は風の松原から発信の予定です。
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