能代市風の松原植物調査

14年10月23日 シダの会 能代市風の松原内調査

このシダの会は植物の勉強を目的に作られました。
ルーペの会長である佐藤さんに教えを請うとから始まりました。
佐藤さんは2001年に「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全」の植物調査の一員でもありました。そのときの調査資料もいくらか保管しており、これらを整理しながら、又追跡調査を行う意味もあって佐藤さんに月に2回教えて貰う事に致し現在に至っています。
調査ヶ所は主に風の松原内です。まれに他の所も勉強の為に行きます。
佐藤さん達が風の松原内を調べたときは377種でしたが現在は650種を越えるようです。
これからも調査を続けて行き、皆さんの参考になれば思い、又後生に残るように資料もできる限り収集し公開して行きたいと思っております。
これは私の希望です。ただ我々も知らないことが沢山ありこれから勉強しながらスキルアップを図って行きたいと思っているシダの会です。


14年10月23日は能代市風の松原内調査です。
いいお天気に恵まれて最高です。今の時期は風の松原内も紅葉が始まってきています。
ほとんど果実とか葉だけの観察になってきましたが、今日歩いた所では花も4種あり(他の場所には又違う花もある)ました。
今日はタデ関係の調査が重点になりました。イヌタデ、ボントクタデ、ハナタデ等でした。シロバナサクラタデは見つけることができませんでした。オオイヌタデは枯れてしまっていました。ヤナギタデは風の松原内では絶滅したものと思われます。
又藪の中を調査いたしましたが目新しいものは見つけることができませんでした。
次回11月13日は小友沼の観察会です。
今日見たものは時系列で掲載しております。



01.14年10月23日 シダの会 キッコウハグマ 花も終わりに近づいています。本当に小さい花でこのようにマクロで見ますと大変きれいな花です。いつもは閉鎖花で終わるのに今年は花の当たり年で沢山咲いていました。





01.14年10月23日 シダの会 ホトトギス 園芸種ですがどこから逃げてきたのでしょうか?。
今日の観察会で花が咲いていたのはキッコウハグマとホトトギス、マルバフジバカマ、ノコンギクの4種だけでした。





03.14年10月23日 シダの会 ヤマノイモ 沢山のムカゴがついていました。





04.14年10月23日 シダの会 観察するいつものメンバー。





05.14年10月23日 シダの会 マルバフジバカマ 





06.14年10月23日 シダの会 ガマズミの紅葉。風の松原内も紅葉が進んできました。





07.14年10月23日 シダの会 クズの葉の紅葉。





08.14年10月23日 シダの会 ツタウルシの紅葉。





09.14年10月23日 シダの会 アキグミ 果実も食べ頃になってきました。





10.14年10月23日 シダの会 ボントクタデ 私はまだ記録していません。托葉鞘が長く、縁下も長い。披針形〜広披針形、先が鋭く尖り、基部は楔形、中央部に八の字形の黒い斑紋がある。葉の両面に毛が多く、葉裏の腺点はあるが、少なく不明瞭。





11.14年10月23日 シダの会 タデ関係を調べるメンバー。






12.14年10月23日 シダの会 ハマアカザの果実。





13.14年10月23日 シダの会 ナンバンハコベ もうほとんど果実を落としているがまだついている固体でした。





14.14年10月23日 シダの会 エゾノクロウメモドキ 果実。





15.14年10月23日 シダの会 スイカズラ 果実。





16.14年10月23日 シダの会 イシミカワ 果実がコバルトブルーに。





17.14年10月23日 シダの会 シロヤマブキ 4つの果実がつくのが特徴。





18.14年10月23日 シダの会 アマチャヅル 果実と巻きひげ。矢印果実下に丸く円形に線が入っているのが特徴。





19.14年10月23日 シダの会 ツタウルシの紅葉。





20.14年10月23日 シダの会 ヤマウルシ 果実と紅葉。





21.14年10月23日 シダの会 ガマズミ 果実は真っ赤に熟して食べ頃?。毒ではありません。食べられます。





22.14年10月23日 シダの会 シダの会 ノコンギク





23.14年10月23日 シダの会 ムラサキシキブ 陽に映えてきれいな果実。





24.14年10月23日 シダの会 藪の中を歩いたために衣服にびっしりとついた引っ付き虫(特にヌスビトハギ、チヂミザサ他)を落とす皆さん。





次回もお楽しみに。








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