能代市風の松原植物調査

14年12月28日 白神岳1232m 蟶山コース里程17km(林道歩き含む)単独 月に一度は登りたい山

今日は登れれば50回目のメモリアル登山になります。
12月は悪天続きでとても行ける状態ではありませんでした。お天気待ちで年末の今日ようやく曇の日が訪れて行くことに決めました。
早朝は星も見えないので曇と判断して白神岳へ向かいます。途中でオニギリ、パンを購入して登山口まで車が入って行ければいいなぁ・・・と思いながらスリップ事故に注意しながらスピードを控えて向かいます。
登山口入り口に着いたら轍がありませんが、Y字路周辺までは行けそうなので、無理無理車を進めて行く。案の定Y字路を過ぎると私の車では無理です。ここに6時着。まだ外は真っ暗です。

車のライトと懐中電灯で準備して6時25分出発です。それでもまだ真っ暗。林道を歩いていますと段々明るくなってきます。林道から白神岳が見えますがこのときは全く見えませんでした。
歩くこと40分ようやくいつもの登山口着です。ここで水分補給と登山届けを出して行ける所までと決めて歩き出します。

冬山分岐7時45分着。これから蟶山まで一直線ですがすぐに急登が待ち受けています。昨日雪が降ったようで多少雪が重たい。急登でスノーシューが滑り又基に逆戻りが何回もあり手こずる。スノーシューを2〜3回位突き刺して登るが、今度はスノーシューを引き上げるときの雪の重さは大変なものです。
このように5〜20cm位埋まりながらラッセルをし喘ぎ々ゆっくりですが登っていきます。

ようやく蟶山山頂に到着。この急登に1時間半かかりました。体力の消耗が激しくここで止めようかと思いましたがもう少し頑張ってみようと思いまず大峰分岐手前のポール0.8kmの所まで行けてたらと思い稜線歩きをしますがブナ林の樹氷がきれいです。又登山道は動物たちの足跡が沢山あり賑わっていました。それにしてもきれいです。

0.8kmポイント地点に到達。これからが大峰分岐まで急登ですが、ここまで体力の限界のようです。それでも何とか頂上にたどり着きたいという思いだけが先行してしまう。
幸いなことに西風の強風が急登を登る私の背中をおしあげるようにしてくれる。これは大いに助かりました。
大峰分岐の尾根に着くと吹き飛ばされるような強風が吹き荒れて地吹雪のツブがフードを吹き飛ばすように頬に当たり寒さと痛さで大変。尾根のシュカブラが凄い。
サングラスを忘れてしまい雪の凹凸が解らなくつまずく。

何とか白神岳の頂上に到着。体力は持ったが帰りの体力が心配になってきた。頂上は地吹雪とガスで北、東、南側の展望は駄目で西側の岩崎、日本海、能代方面だけしかみえませんでした。手が冷たくようやく頂上で写真を撮り、トイレに隠れて抹茶オレを飲んですぐに下山。

大峰分岐直下の急勾配ヶ所は特に注意して下山をする。これを何とかクリアーしてブナ林に入ると風もなく穏やか。
なだらかな所を歩きながらパンを食べるが身体が受け付けない。体力の限界がきている。
ちょっとした登りでも休み々上り下りをして下山するが、蟶山〜冬山分岐までの急勾配の下りでとうとう太腿と臑の筋肉が悲鳴を上げすぐに薬を飲んで無事下山出来た。

それにしても一人ラッセルのきつかったこと。登山口着14時35分。これからまだ2km歩かなくてはいけない。足がほとんど進まない。林道から白神岳の頂上が見える場所があるんですが見えなかった。
ようやくY字路の駐車地点に到達15時10分着。
今日の山行8時間45分。歩いた歩数26200歩でした。

50回目のメモリアル登山ヤッター。

帰り鰰館の風呂に入り冷えた身体を温めて帰宅。

右手の指先が凍傷になったのでしょうか。いまだにしびれた感じで痛いような感じもする。1月はもっとお天気のよい日にチャレンジしようと思いますがお天気次第。晩ビールが捗りました。



01.14年12月28日 白神岳登山時間





02.14年12月28日 白神岳 久しぶりの登山口と登山記帳所。





03.14年12月28日 白神岳 登山記帳所で見た登山者下山記録。ナリユキさんの123月10日以降誰も登っていないようです。





04.14年12月28日 白神岳 A方向は蟶山・二股分岐方面へ。Bは蟶山直登コース。冬山分岐と私は言っています。





05.14年12月28日 白神岳 3種の動物の足跡。何でしょうか?。





06.14年12月28日 白神岳 蟶山頂上。まだ標識が見えます。





06−2.14年12月28日 白神岳 蟶山分岐の標柱もまだ見える。





07.14年12月28日 白神岳 蟶山頂上付近の樹氷。





08.14年12月28日 白神岳 900m地点の樹氷。私の足で汚したら悪いくらい。





09.14年12月28日 白神岳 高度930mの樹氷。





10.14年12月28日 白神岳 大峰分岐急登森林限界から見る蟶山と岩崎と日本海。強風でストラップの端が飛んでいる。





11.14年12月28日 白神岳 頂上から見る避難小屋とトイレ。地吹雪とガスでよく見えない。





12.14年12月28日 白神岳 能代方面とか西側はお天気がいい。





13.14年12月28日 白神岳 いつもの遺産地域のブナ林。





14.14年12月28日 白神岳 向白神岳方面はガスで何も見えず。





15.14年12月28日 白神岳 大峰分岐方面も地吹雪で何も見えず。





16.14年12月28日 白神岳 頂上の標識も後少しで埋まりそうです。





16−2.14年12月28日 白神岳 強風のためカメラをセット出来ないため手を伸ばして撮る。田中陽希さんのように行かず。もの凄く手が冷たく感覚がない。





17.14年12月28日 白神岳 ザックの背あてに雪が着いてそれが氷りになっていた。





18.14年12月28日 白神岳 ようやくY字路に停めてある所まで下山。よく体力がもった。





19.14年12月28日 白神岳 帰りはもう夕暮れに近くになっていた。海はべた凪までは行かないがまずまずの凪でした。天国の階段。





20.14年12月28日 白神岳 夕方の青空に浮かぶ三日月お月さん。





今日も怪我も何とか無事でした。感謝です。
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