能代市風の松原植物調査

 16年06月09日 シダの会 番外編


このシダの会は植物の勉強を目的に作られました。
ルーペの会長である佐藤さんに教えを請うとから始まりました。
佐藤さんは2001年に「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全」の植物調査の一員でもありました。そのときの調査資料もいくらか保管しており、これらを整理しながら、又追跡調査を行う意味もあって佐藤さんに月に2回教えて貰う事に致し現在に至っています。
調査ヶ所は主に能代市風の松原内です。まれに他の所も勉強の為に行きます。佐藤さん達が風の松原内を調べたときは377種でしたが現在は650種を越えるようです。
これからも調査を続けて行き、皆さんの参考になれば思い、又後生に残るように資料もできる限り収集し公開して行きたいと思っております。
これは私の希望です。ただ私も、メンバーの皆さんも知らないことが沢山ありこれから勉強しながらスキルアップを図って行きたいと思っているシダの会です。


16年06月09日 シダの会 番外編。
今日は雨模様で風の松原内の調査はできなく、おとも自然の会の前会長畠山正治さんが作った標本を佐藤さんが保管していますのでそれを見ながらのの勉強会です。
畠山正治さんはよくくここまで資料を作り丁寧に保管されました。後で見る我々が非常に助かります。感謝申し上げます。

最近シダの会の観察会になると雨が降る残念な結果になっております。いつものメンバー4人が揃い、まず私が持って行ったマンテマ白い花と赤い花、ヘラバヒメジョオンとヒメジョオンの違い。ムシトリナデシコ。クルマムグラとオククルマムグラの比較検討をおこなう。結果私がクルマムグラとしたのが「クルマバソウ」であった。茎に棘状のものがあるのがオククルマムグラで、これは正解でした。
後オオダイコンソウとダイコンソウの違いの検討。オオダイコンソウの花柱は無毛。ダイコンソウの花柱に腺毛がある。これらの違いが解る。これに費やした時間約2時間。
後標本の調査勉強会が行われやはりハテナというものもあり、又私は初めて見る資料も沢山ありとても参考になった。風の松原内のヨツバムグラの再調査を行わなければと思いました。
今日は植物の同定は難しいものだとつくづく思いました。
でも2種の区別点が解っただけでも最高です。
次回は晴れてくれるといいなぁ・・・・。




01.16年06月09日 シダの会 オククルマムグラとクルマバソウの比較検討がなされました。






02.16年06月09日 シダの会 パソコンを使っての調査。







03.16年06月09日 シダの会 ヒメキンミズヒキ=バラ科。







04.16年06月09日 シダの会 ヤマシャクヤク=ボタン科。







05.16年06月09日 シダの会 熱心に資料を見て検討するメンバー。







06.16年06月09日 シダの会 ヤマトキホコリ=イラクサ科。







07.16年06月09日 シダの会 シハイスミレ=スミレ科。







08.16年06月09日 シダの会 アラゲヒョウタンボク=スイカズラ科。花は終わってしまった。葉を見ると毛が凄い。







09.16年06月09日 シダの会 エゾシロネ=シソ科。







10.16年06月09日 シダの会 フシグロ=ナデシコ科。







どのようにして写真が記録したときのままでてくるのでしょうか?。見苦しくて申し訳ありません。
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