能代市風の松原植物調査


シモツケソウ(下野草) (バラ科)多年草。


山地の向陽地に群生する。高さは30cmから100cm。

葉は茎に互生。葉柄にある側小葉は数対つき、葉柄の付け根にある托葉は茎を耳状に抱き、膜質で直立する。

茎頂に紅色の小さな5弁花を多数散房状につける。
花弁は、4〜5個、巻き返り内側に濃紫褐色の斑点あり(無いのもある)。
おしべは、多数で花弁より長く、めしべは4〜5個。

花期7〜8月。本州(関東以西)四国、九州。



01.12年06月30日 シモツケソウ 直立して生育。




02.12年06月30日 シモツケソウ 叢生して生育。




03.12年06月30日 シモツケソウ 採取した全草。枝分かれして高さ80cmの個体。葉は互生。




04.12年06月30日 シモツケソウ 根は太く長く根張りは強い。




05.12年06月30日 シモツケソウ 茎はほとんど無毛で稜がある。写真下は茎の横断面。




06.12年06月30日 シモツケソウ 葉は5〜10裂した掌状の奇数羽状複で頂小葉が大きい。葉に長い葉柄がある。左表側。右裏側。




07.12年06月30日 シモツケソウ 葉の表側に粉毛のようなものがある。私のカメラではここまで。




08.12年06月30日 シモツケソウ 葉の裏側脈状に白い毛がある。




09.12年06月30日 シモツケソウ 葉先尖る。




10.12年06月30日 シモツケソウ 不揃いな鋸歯がある。




11.12年06月30日 シモツケソウ 葉の基部は心形。




12.12年06月30日 シモツケソウ 葉柄にある側小葉は数対つく。




13.12年06月30日 シモツケソウ 葉柄の付け根にある托葉は茎を耳状に抱く。




14.12年06月30日 シモツケソウ 茎頂に紅色の小さな5弁花を多数散房状につける。




15.12年06月30日 シモツケソウ 花は枝先につける。




16.12年06月30日 シモツケソウ 蕾。矢印は萼片5個。




17.12年06月30日 シモツケソウ 花のアップ。




18.12年06月30日 シモツケソウ 花弁5個。B=雄しべ沢山あり花弁より長く花糸がクネクネ曲がっている。A=雌しべで何個あるのか?。退化しているようにも見える。




19.12年06月30日 シモツケソウ 花柄無毛。




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