能代市風の松原植物調査


オオハンゴンソウ(大反魂草) (キク科)多年草。


丈0.5〜3m。無毛で白っぽい。
葉は互生し、下方のものは長柄があって羽状に5〜7裂し、上方のものは無柄で3〜5裂するか又は分裂せず、表面無毛で、裏面には短毛がある。

頭花は径5〜6cmで、黄色の舌状花をと緑黄色の筒状花よりなり、花床は半球形で、総苞片は葉状で2列に並ぶ。舌状花は10〜14個で、後ろにやや下向きに垂れる。。花床の鱗片はヘラ形で先はやや円いか又は直線形で、背面上部に短毛を密生する。

果実(そう果)は4稜があり長さ5〜6mmで、扁平し、冠毛は癒着して冠状となり、少数の歯状の突起ある。ほとんど舌状花のみよりなる変種ヤエザキオオハンゴウソウ別命ハナガサギクもしばしば野生化している。

花期7〜9月。北アメリカ原産。



01.11年08月03日 オオハンゴンソウ 藪の中で生育。




02.11年08月03日 オオハンゴンソウ 採取したものですが1.2mありました。葉は互生です。




03.11年08月03日 オオハンゴンソウ 根張りは大きいだけあって相当な力を持っています。




04.11年08月03日 オオハンゴンソウ 茎は無毛で緑色。




05.11年08月03日 オオハンゴンソウ 茎は円形。




06.11年08月03日 オオハンゴンソウ 葉は互生です。下方のものは長柄があって羽状に5〜7裂し、上方のものは無柄で3〜5裂するか又は分裂せず。




07.11年08月03日 オオハンゴンソウ 下方のものは長柄があって羽状に5〜7裂し、上方のものは無柄で3〜5裂するか又は分裂せず。




08.11年08月03日 オオハンゴンソウ 葉の表側にまばらに毛があった個体。普通は無毛。




09.11年08月03日 オオハンゴンソウ 葉の裏側にはっきりした毛がある。




10.11年08月03日 オオハンゴンソウ 枝分かれして茎上に花をつける。




11.09年07月30日 オオハンゴンソウ 花は径8cmと大きく、舌状花は10個。花弁がやや垂れる。




12.09年07月30日 オオハンゴンソウ 出ているのは雌花。




13.11年08月03日 オオハンゴンソウ 花の径は8cmで花弁11個の個体でした。





14.11年08月03日 オオハンゴンソウ この個体の総苞片は反り返っている。




15.11年08月03日 オオハンゴンソウ この写真は舌状花を分けて記録したものを合着させたものです。舌状花ですは先は尖ったままです。これから多少先が割れてきます。




16.11年08月03日 オオハンゴンソウ 沢山の雌しべをつけいます。




17.11年08月03日 オオハンゴンソウ 筒状花の先。雌しべの柱頭は2裂している。雄しべはこの写真から見えないが花冠に周辺に雄蕊群がある。




18.11年08月03日 オオハンゴンソウ 花の断面です。




19.11年08月03日 オオハンゴンソウ 総苞片表側に毛がある。




20.11年08月03日 オオハンゴンソウ 総苞片裏側毛がある。




21.11年10月04日 オオハンゴンソウ 熟した果実。




22.11年10月04日 オオハンゴンソウ 果実の先(冠毛示す。)果実の長さは4〜5mm程度。




23.11年10月04日 オオハンゴンソウ 果実の中に入っている種子は、薄くて透き通るような感じです。長さ4mm。



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